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「舞踊の教育システム:身体の言語化‐記号化‐デジタル化」

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研究発表:「舞踊の定義:舞踊教育における言葉の役割」

出羽 尚

(日本大学芸術学部ポスト・ドクター)

要旨

教育の場においては、講話や教科書などによって言葉が使用される。教育する対象を言葉という別の体系をもった指標に置き換えて伝達する[教える]ためである。つまり、教育とは、言葉によってその対象を定義することでもある。
舞踊に関して言えば、たとえば、身体を表すための言葉、動きを表すための言葉、技法を表すための言葉、様式を表すための言葉などが必要となり、それらの言葉が、舞踊教育の専門用語として用いられることによって、教育が言葉によってシステム化される。
このように考えると、言葉による定義には、まず対象である舞踊や技法の存在が前提となるように思われるが、一方で、言葉によって新たに技法や様式が確立されるということもある。つまり、舞踊とその定義は一方向の主従関係にあるのではなく、相互に連関を持つ対等な影響関係にあると考えることができる。
発表では、「舞踊」という言葉と「日本舞踊」という言葉を主題にして、この二つの言葉が何を定義するために発生し、それが今日に至るまでにどのように用いられたのか歴史的に概観する。これらの言葉が意味上の変化を見せてきたのか、あるいは舞踊そのものに対しての影響をもったのかといった問題に焦点を当て、舞踊教育における言葉の役割について考察する。

プロフィール

日本大学大学院芸術学研究科博士後期課程修了。博士(芸術学)。リーズ大学大学院美術史専攻修士課程修了。2005年度日本大学芸術学部リサーチ・アシスタント、2006年度よりポスト・ドクター。ORCNANA研究課題は国際的視点からみた伝統芸能のコミュニケーション研究。主な研究業績:論文「貞奴のロンドン─ 絵画化された貞奴」(『日本大学芸術学部紀要』47号、2008.3)、 発表" Shoyo' s Nihon Buyo" ( 31st Annual Conference、 Society of Dance History Scholars、Skidmore College、NY、2008.6)。美術史学会、美学会所属。

発表者紹介および要旨
丸茂 美惠子 氏
三戸 勇気 氏
篠田 之孝 氏
川上 央 氏
入江 寿弘 氏
出羽 尚 氏
渡沼 玲史 氏
竹田 陽子 氏
担当メンバー
Copyright (C) Nihon University College of Art, Department of Theatre